株式会社トリイデザイン研究所

空間デザイン・内装設計において最も重視することは、「歩行者・ユーザーの視線を惹きつけること」に尽きると考えます。ファサードにはフックとなるものを要素として組み込むことを心がけています。なので、その空間を「ひとこと」で表現できる言葉を探すところからはじめます。

おおよその人が聞いてイメージしたり理解できる簡単な「ひとこと」がその空間の一貫したコンセプトとなり、プロジェクトメンバー、ユーザー、ステークホルダーみんなが守る大切なものです。

新たにつくるスペースに必要なものを集めてからグルーピングをした上で、配置を考えていく3次元空間での情報整理を行います。おおよその要素の配置が決まると、コンセプトと組み合わせてデザインを考えていきます。

配置は、平面的なシークエンスや視線位置の移動なども考慮しながら検討していきます。

ショップならアマゾンや楽天と違う価値が提供される空間であり、商品だけでなく色や形や匂いなど五感で感じることができることが大切になってきます。その場に行ってテンションがあがることが重要です。

そこにスタッフの方とのコミュニケーションが組み合わさってはじめて、ユーザー体験というものが生まれていきます。