株式会社トリイデザイン研究所

見せる防災備蓄庫「ストックストック」は、防災備蓄の見える化を実現・推進する、オフィス内に置くことができる防災備蓄庫です。扉にアイコンを表示することで、発災時に社内の備蓄がすぐに発見できる状態にできます。救命・救助・避難誘導・安否確認・備蓄品の配布などをスムーズに行い、災害時にBCP活動を迅速に行うための製品です。キャスター付きの可動タイプ、固定タイプ、縦長タイプの3タイプあります。

弊社では、製品企画から、プロダクトデザイン・筐体設計、広報戦略、販売をトータルでお手伝いさせて頂いています。

ストックストックでは、導入企業様が最も頭を悩ます「何を揃えればいいか？」という点を、備蓄庫と備蓄品のセット商品により解決しました。

特に「備蓄食料や水」は、7年保存の28人用のアレルギー対応の水・食料セット「Completed Version2」セットが人気で、一人一箱で配布も簡単で、企業内の防災担当者が災害時に配布で悩む必要がないようになりました。

BCPを考慮した防災備蓄品の準備では、「初動対応セットシリーズ」が人気で、社内の防災組織の立ち上げに必要な用具を一式にして揃えたセットです。具体的には、発電機/ポータブル電源、救命・救助工具、救急セット、ラジオ、非常用トイレなどがストックストックに収納されています。

ストックストックのサービスでは、防災備蓄庫の提供だけでなく、防災備蓄のコンサルテーションなどを含めて、BCP対策の中でも防災対策を強化したい企業様に合わせたご提案を行っています。

ストックストックのデザイン・基本設計は、「行動科学の手法を用いた望ましい行動をとれるよう人を後押しするアプローチ」であるナッジの考え方を取り入れて、「防災備蓄を探すことなく、すぐに使える」ようにしています。

一般的に「防災備蓄は見えない場所に隠される」ものですが、災害が発生すると、不安な状態や落ち着かない状態となるため、集中できないときなどの人間の特性である「自分の見たものがすべて」が働いてしまうことから、「見える場所に置くのが最適」となり、「災害時に防災備蓄を探す必要がなくなる」ようにするために、「見える場所に置きたくなる備蓄庫」として開発しています。

見せる防災備蓄庫「ストックストック」は、従来は地下や階段の下に保管していた防災備蓄を、オフィス内に設置することで、企業内の防災備蓄がどこにあるのか、何が備蓄されているのか、備蓄の期限が守られているかを知ることができるBCPツールです。

ストックストックがいつもそばにいることで、防災を自分ごととして捉える機会になることができれば、少しでも災害対策の3要素「公助」「共助」「自助」の中の「自助」の意識が高まると考えています。防災に関してはわからない点が多いと思いますが、これをキッカケに知って頂くことができれば幸いです。