株式会社トリイデザイン研究所

北海道を皮切りに2013年6月から一年間開催される全国巡回 シャガール展 公式サイトの企画・デザイン・構築を弊社で行いました。

この展覧会は、シャガールの天井画やタペストリーといったモニュメンタルな作品を中心とする、日本で初の展覧会です。

シャガールが晩年に描いた、パリ・オペラ座の天井画。この制作風景を撮影したイジスの迫力のある写真をトップページに、美しい写真でシャガールのモニュメント作品を感じることのできるサイトにしています。パララックス効果を用いることで、連続的な空間の繋がりが感じられるように、画面設計・デザインを行いました。

シャガール展公式サイトは、世界中にあるシャガールのモミュメンタルな作品を美しい画像で楽しむことができる「シャガールを巡る旅」と題されたコンテンツからスタートします。

フランスのパリ・オペラ座の天井画をはじめ、ランス・ノートルダム大聖堂のステンドグラス、ニース大学のモザイク画など、大規模で壮大な作品をウェブ上で感じることができるようにデザインしました。

また、ページをスクロールすることで次々とスムーズに場所を移動できるようにし、より連続性を感じられるようにしています。

3部構成に分かれている展覧会の構成にあわせて、 シャガールの特徴的な色使い、赤・青・黄色をテーマカラーにしました。

『第一章 祝祭の空間』では、ニューヨークのリンカーン・センター内のメトロポリタンオペラハウスのための大壁画「音楽の勝利」のカラーに合わせた赤色を、宗教建築のための制作を紹介する『第二章 精神の光』ではステンドグラスの青色を、『第三章 南仏での安息』ではコート・ダジュールの暖かい気候をイメージした黄色を使ってデザインしています。